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秋の山野を彩る花の筆頭ともいえる野草の一つに野菊があります。ただし、野菊という植物は無くて、一般にはキク属(Chrysanthemum)やシオン属(Aster)、ヨメナ属(Kalimeris)などの植物を総称して野菊と呼んでいます。
キク属は最もキクらしい種類で、秋の中旬から後半にかけて花の盛りを迎えます。シオン属とヨメナ属は開花が比較的早く9月の中頃から咲き出します。
両属はよく似ていて見分けることがむずかしい種類ですが、種子(瘦果)に目で見て確認できる5mmくらいの冠毛がある種類がシオン属で、ルーペなどを使わないと確認できない、冠毛がほとんど無いように見える種類がヨメナ属です。

今回はシオン属(Aster)の花を紹介します。シオン属にはシオンやダルマギク、コンギクなど古くから園芸植物として栽培されている種類もありますが、それ以外の種類は土手や草原、落葉広葉樹の疎林内や林縁などに生育しています。
最近は自然志向もあり、ガーデニング材料として販売されているものも見かけます。いずれも多年草で、丈夫で、明るい半日陰などの湿り気のある場所に植えれば、ランナーを伸ばして群生するので、手間がかからず、毎年秋にはかわいい花が楽しめます。

取扱園(株)アスコット(神奈川県)
問合せ先TEL:045-222-0215 若林芳樹
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。

シオン
シオン
ダルマギク
ダルマギク
コンギク
コンギク
ノコンギク
ノコンギク
ノコンギク桃花
ノコンギク桃花
アキバギク(キヨスミギク)
アキバギク(キヨスミギク)
カントウヨメナ
カントウヨメナ
シロヨメナ
シロヨメナ
シラヤマギク
シラヤマギク
ハギは万葉集に数多く歌われ、山上憶良が詠んだ歌が始まりとされる「秋の七種(草)」(萩、尾花、朝顔、葛、撫子、藤袴、女郎花、)の一つにあるように、古来より、慣れ親しまれてきました。

「ヤマハギ」や「ミヤギノハギ」、日本固有種の「ツクシハギ」などの花は、中秋節の頃から見ごろになります。
また、ハナハギ属の「ウンナンハギ」は四季咲き性で、春から樹冠いっぱいに花を咲かせ、長く楽しむことができます。

源氏物語のような、優雅な「和モダンの壺庭」には、ハギは欠かすことができない花木。
あまり大きくならず、新しく伸ばす枝に花をつけ、根粒菌を持つのでやせ地でもよく育ち、扱いやすいのが特長です。

取扱園(株)ワイズプランツ(埼玉県)
問合せ先TEL:048-875-2155 山崎隆雄
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。

ウンナンハギ
Campylotropis polyantha
ウンナンハギ
ヤマハギ
Lespedeza bicolor
ヤマハギ
エドシボリ
Lespedeza ’Edoshibori’
エドシボリ
サミダレハギ_花
サミダレハギ
Lespedeza thunbergii ’Samidarehagi’
サミダレハギ
ミヤギノハギ_花
ミヤギノハギ
Lespedeza thunbergii subsp. thunbergii
ミヤギノハギ
別名:ジャイアント ユッカ
分類:キジカクシ科イトラン(ユッカ)属
学名:Yucca carnerosana

ユッカ カルネロサーナはユッカ属の1種で、樹高は通常3m程度ですが6mに達することもあります。幹は巨大で直径30cmにもなり、存在感があります。
葉は大きく、葉縁には太い糸状の繊維(フィラメント)がつき、独特の姿となります。
自生はテキサス州西部のトランスペコスにあるブリュースター郡のみで見られ、標高900〜1500mの石灰岩地帯に生育しています。
寒さや暑さにはすこぶる強く、最近はロックガーデンなどで人気がありますが、生長が遅いので流通しているもののほとんどは、輸入の個体です。

取扱園高敬植木園(愛知県)
問合せ先TEL:0563-54-5353 高津進一
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。

ユッカ・カルネロサーナ
花菖蒲(ハナショウブ)
学名 Iris ensata

花菖蒲は、桜と共に日本の稲作農耕文化の最も大切な指標植物であったと考えられます。
当園では、大きく分類して、江戸系・伊勢系・肥後系の3種類を栽培しています。

さまざまな古典園芸植物が有りますが、中国原産が多い中、日本の山野に自生しているアヤメ科の多年草のノハナショウブを原種として改良され、独自に発展したものが花菖蒲と言われています。その改良は500年にもわたり、盛んであった時期は江戸時代とされております。なんとその品種は5,000種とも言われています。

アヤメは、丘に、カキツバタは、水辺で生息しますが、花菖蒲は、田んぼのあぜ道の様な水に浸るか、浸らないかの程度の場所を非常に好みます。路地植えしますと、2〜3年後とに株分けをしないと花が小さくなり、いずれは絶えてしまいます。とても手間のかかる植物ですが、日本の初夏を彩る、我が国の原風景には欠かせない代表的な植物です。

取扱園(有)染谷植物園(埼玉県)
問合せ先TEL:048-684-6530 高橋 慶治
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。

全景
全景
霓の色
霓の色
露空晴
露空晴
利根川
利根川
夜の調
夜の調
明石潟
明石潟
日の丸二号
日の丸二号
殿上人
殿上人
鶴ヶ城
鶴ヶ城
青海
青海
清少納言
清少納言
神代の昔
神代の昔
山路の錦
山路の錦
花車
花車
遠山烏
遠山烏
安積の関
安積の関
愛知の輝
愛知の輝
ステップルドリップル
ステップルドリップル
ディクソニア アンタルクティカ
分類 ディクソニア科 ディクソニア属
学名 Dicksonia antarctica

分布 オーストラリア東南部、ニュージーランド (出典:園芸植物大事典 小学館)
樹高 8〜10m
耐寒温度 -3〜 -6℃

オーストラリア原産の耐寒性のある木生シダです。半日陰ではきれいに葉を展開するので、傘を広げたような美しい姿を楽しめますが、直射日光などの強い光には弱く、葉が焼けて生育が衰えますので、植える場所には注意が必要です。
春から秋の生長期は、生長点を乾燥させないように頻繁に灌水する必要がありますが、冬は生長点が凍らないよう灌水には注意してください。

取扱園高敬植木園(愛知県)
問合せ先TEL:0563-54-5353 高津進一
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。

ディクソニア
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