【ナショナルプランツ コレクション】ガマズミ3
春に純白の花を咲かせ、秋に赤い実をつけるガマズミ。今回は、弊園で取扱っている10種のガマズミ属についてご紹介します。
コバノガマズミは全体的に小さく、花や実のつき方も細やかで清楚な印象を与えます。ミヤマガマズミは比較的標高の高い山に自生し、葉の表面に光沢がよく見られます。また、上記2種と同じような花や実をつけるゴマギは、葉や茎にゴマの匂いがあるのが特徴です。同じゴマの匂いを持つものに、琉球の固有種で常緑低木のゴモジュがあります。
オオカメノキやヤブデマリは、アジサイのガク花に似た周辺花が特徴的で、とても華やか。オオカメノキの周辺花の花弁が5つである一方で、ヤブデマリの周辺花は花弁の一つが小さく、蝶のように見えることから胡蝶樹とも呼ばれます。また、他と違ってカエデのような形の葉を持つカンボクは、秋の実が透明で丸く、大変美しい樹です。
さらに、珍しいものとして、芳香のある花を咲かせるチョウジガマズミ、花の上部が赤色を帯びるヤマシグレ、淡い紅色の花と垂れ下がる楕円形の実をつけるオトコヨウゾメがあります。
参考文献
日本の野生植物 木本�供�1989)佐竹義輔・原 寛・亘理俊次・富成忠夫 編
樹木大図説�掘�1961)上原敬二 著
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