シモツケ属
学名 Spiraea L.
バラ科シモツケ属の樹木は、落葉低木で花は早春から初夏にかけて開花します。日本には10種ほど自生していますが、中国などから数種渡来しており、古くから親しまれています。
シモツケとホザキシモツケ以外はすべて白花で彩りに欠ける面はありますが、春の花木としては無くてはならない樹種といえます。
一般に広く利用されている樹種は、コデマリ、シモツケ、ユキヤナギなどですが、ガーデニングが盛んになるとともに、コデマリの八重咲きや斑入品種、シモツケの白花や赤花・斑入・カラーリーフの品種、ユキヤナギのピンク花の品種など個性的な樹種も使われるようになってきています。
また、植物園的な樹種として、イワガサ、シジミバナ、トサシモツケ、ホザキシモツケ、ホソバノイブキシモツケなどがあり、たまに見かけることがあります。
なお、最近見かけた樹種に黄金葉コデマリ ‘ ゴールド ファウンテン ’ があります。コデマリとトリロバタ種( Spiraea trilobata )との交雑種で、黄金色の新葉とコデマリに似た白い花の取り合わせが魅力的で、新しい樹種の一つとして利用が期待されます。
最後になりますが、弊社は樹名札の制作会社です。樹木としてのナショナルプランツコレクションの取り扱いはありませんが、樹名札に用いる植物写真のコレクションから本稿を執筆しました。
コデマリ
シモツケ
シモツケ(源平)
シモツケ(黄斑)
シジミバナ
学名 Spiraea L.
バラ科シモツケ属の樹木は、落葉低木で花は早春から初夏にかけて開花します。日本には10種ほど自生していますが、中国などから数種渡来しており、古くから親しまれています。
シモツケとホザキシモツケ以外はすべて白花で彩りに欠ける面はありますが、春の花木としては無くてはならない樹種といえます。
一般に広く利用されている樹種は、コデマリ、シモツケ、ユキヤナギなどですが、ガーデニングが盛んになるとともに、コデマリの八重咲きや斑入品種、シモツケの白花や赤花・斑入・カラーリーフの品種、ユキヤナギのピンク花の品種など個性的な樹種も使われるようになってきています。
また、植物園的な樹種として、イワガサ、シジミバナ、トサシモツケ、ホザキシモツケ、ホソバノイブキシモツケなどがあり、たまに見かけることがあります。
なお、最近見かけた樹種に黄金葉コデマリ ‘ ゴールド ファウンテン ’ があります。コデマリとトリロバタ種( Spiraea trilobata )との交雑種で、黄金色の新葉とコデマリに似た白い花の取り合わせが魅力的で、新しい樹種の一つとして利用が期待されます。
最後になりますが、弊社は樹名札の制作会社です。樹木としてのナショナルプランツコレクションの取り扱いはありませんが、樹名札に用いる植物写真のコレクションから本稿を執筆しました。
| 取扱園 | �螢▲好灰奪�(賛助会員・神奈川県) |
| 問合せ先 | TEL:045-222-0215 若林芳樹 |
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。
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![]() コデマリ(八重) | ![]() コデマリ(斑入り) |
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![]() シモツケ(白花) | ![]() シモツケ(赤花) |
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![]() ユキヤナギ ‘フジノピンキー‘ | ![]() イワガサ |
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![]() トサシモツケ | ![]() ホザキシモツケ |
![]() ホソバノイブキシモツケ | ![]() 黄金葉コデマリ ‘ゴールドファウンテン‘ |
「ウツギ」と名のつく樹木
学名 Deutzia
「卯の花腐たし」は初夏の季語で、「五月雨」へと移ろいをあらわします。
旧暦の卯月に咲くウツギは「卯の花」と呼ばれ、この頃に走り梅雨を迎えることから、花を台無しにする長雨を憂いたことから詠まれたと言われています。
ウツギは、北海道から南西諸島まで自生地の分布域が広く、よく畑などの境界木などとして利用され、身近に慣れ親しんだ樹木の一つです。
傍らにある、ウツギと名のつく樹木は、およそ6科11属にも亘っています。
ウツギ Deutzia crenata
タニウツギ Weigela hortensis
ノリウツギ Hydrangea paniculata
ミツバウツギ Staphylea bumalda
学名 Deutzia
「卯の花腐たし」は初夏の季語で、「五月雨」へと移ろいをあらわします。
旧暦の卯月に咲くウツギは「卯の花」と呼ばれ、この頃に走り梅雨を迎えることから、花を台無しにする長雨を憂いたことから詠まれたと言われています。
ウツギは、北海道から南西諸島まで自生地の分布域が広く、よく畑などの境界木などとして利用され、身近に慣れ親しんだ樹木の一つです。
傍らにある、ウツギと名のつく樹木は、およそ6科11属にも亘っています。
アジサイ科…ウツギ属・アジサイ属・バイカウツギ属
スイカズラ科…タニウツギ属・ツクバネウツギ属・ショウキウツギ属・イワツクバネウツギ属
フジウツギ科…フジウツギ属
ミツバウツギ科…ミツバウツギ属
バラ科…コゴメウツギ属
ドクツツギ科…ドクウツギ属
スイカズラ科…タニウツギ属・ツクバネウツギ属・ショウキウツギ属・イワツクバネウツギ属
フジウツギ科…フジウツギ属
ミツバウツギ科…ミツバウツギ属
バラ科…コゴメウツギ属
ドクツツギ科…ドクウツギ属
| 取扱園 | (株)ワイズプランツ(埼玉県) |
| 問合せ先 | TEL:048-875-2155 山��隆雄 |
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。
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![]() コゴメウツギ Stephanandra incisa | ![]() ショウキウツギ Kolkwitzia amabilis |
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![]() ツクバネウツギ Abelia spathulat | ![]() ドクウツギ Coriaria japonica |
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![]() ドクウツギ Philadelphus satsumi | ![]() フサフジウツギ Buddleja davidii |
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源平桃(ゲンペイモモ)
学名 Prunus persica ‘Genpei’
桃は、古来より中国では災いを除き、福を招くとされてきました。日本へは弥生時代に渡来したとされ、平安時代には3月3日の桃の節句が祝われ、桃の花が観賞されるようになりました。現在の園芸品種も江戸時代に品種改良が行われ、作出されたものが多くあります。
1本の木に白、赤、厳密に言えばピンクも含めた三色の花を咲かせる花桃の一品種です。紅白の花が咲き乱れる様子を源平合戦に例えられ、この名が付いたと言われています。
その年の気候などの変化によって、白が多い年もあれば、赤が多い年もあり、毎年異なった咲き具合を楽しめます。
源平桃(ゲンペイモモ)
学名 Prunus persica ‘Genpei’
桃は、古来より中国では災いを除き、福を招くとされてきました。日本へは弥生時代に渡来したとされ、平安時代には3月3日の桃の節句が祝われ、桃の花が観賞されるようになりました。現在の園芸品種も江戸時代に品種改良が行われ、作出されたものが多くあります。
1本の木に白、赤、厳密に言えばピンクも含めた三色の花を咲かせる花桃の一品種です。紅白の花が咲き乱れる様子を源平合戦に例えられ、この名が付いたと言われています。
その年の気候などの変化によって、白が多い年もあれば、赤が多い年もあり、毎年異なった咲き具合を楽しめます。
| 取扱園 | 古川庭樹園(大阪府) |
| 問合せ先 | TEL:0721-93-2673 古川和生 |
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。
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玉縄桜(たまなわざくら)
学名 Prunus x yedoensis 'Tamanawa-zakura'
玉縄桜は神奈川県立フラワーセンター大船植物園でソメイヨシノの実生選抜から1969年に発見され、1990年に「玉縄桜」の名前で品種登録された桜です。ソメイヨシノより早咲きで、花色もやや濃いピンク色です。例年気温が低い2月中旬ごろから開花するので、長く楽しめる特徴があります。
今年は桜の開花が全般的に早かったので2月19日には満開とは言えませんがかなり開花が進んだ状態で、3月13日くらいまで約1ヶ月もの長い期間観賞できました。ちなみにソメイヨシノは3月18日ごろから4月1日くらいの2週間程度でしたので、2倍以上長く楽しめたことになります。
花の特徴は、蕾ははっきりしたピンク色で、開花するとごく薄いピンク色になり、開花が進み散り際にはやや濃いピンク色になります。雄しべも同じように色が変化し、散り際には赤に近いような濃い色になるので、ピンクと赤の2色のコントラストが楽しめます。
玉縄桜は、旧鎌倉郡玉縄村から名づけられました。玉縄村(玉縄市域城廻)には1513年に北条早雲が築いたとされる玉縄城がありましたが、1963年に清泉女学院中学高等学校が城跡に移転してきました。
玉縄城跡地
学名 Prunus x yedoensis 'Tamanawa-zakura'
玉縄桜は神奈川県立フラワーセンター大船植物園でソメイヨシノの実生選抜から1969年に発見され、1990年に「玉縄桜」の名前で品種登録された桜です。ソメイヨシノより早咲きで、花色もやや濃いピンク色です。例年気温が低い2月中旬ごろから開花するので、長く楽しめる特徴があります。
今年は桜の開花が全般的に早かったので2月19日には満開とは言えませんがかなり開花が進んだ状態で、3月13日くらいまで約1ヶ月もの長い期間観賞できました。ちなみにソメイヨシノは3月18日ごろから4月1日くらいの2週間程度でしたので、2倍以上長く楽しめたことになります。
花の特徴は、蕾ははっきりしたピンク色で、開花するとごく薄いピンク色になり、開花が進み散り際にはやや濃いピンク色になります。雄しべも同じように色が変化し、散り際には赤に近いような濃い色になるので、ピンクと赤の2色のコントラストが楽しめます。
玉縄桜は、旧鎌倉郡玉縄村から名づけられました。玉縄村(玉縄市域城廻)には1513年に北条早雲が築いたとされる玉縄城がありましたが、1963年に清泉女学院中学高等学校が城跡に移転してきました。
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。
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クリスマスローズ
学名 Helleborus
一般にクリスマスローズと呼ばれるヘレボラス類は約15種あり、その多くは栽培の難しい種類です。最近よく見られる春咲きクリスマスローズ(レンテンローズ)は栽培が比較的容易で、花色や花型がバラエティーに富んでいることから人気があり、育種も盛んにおこなわれています。
なお、本来のクリスマスローズはヘレボラス ニガーのことで、花色は白で、開花が早く12月のクリスマスの頃には開花するため名づけられました。春咲きクリスマスローズは名前の通り年が明けた2〜3月に開花し、よほどのことがないと12月に開花することはありません。現在はこれらを区別せず、クリスマスローズと呼ぶことが多くなっています。
当園では40年ほど前に導入しています。茨城県では初だと思われます。ダブル咲きが出てきてから人気が高くなり現在に至っています。
ピコティダブル
ピコティダブル
ネオンシェード
アプリコットダブル
氷の薔薇メルロー
学名 Helleborus
一般にクリスマスローズと呼ばれるヘレボラス類は約15種あり、その多くは栽培の難しい種類です。最近よく見られる春咲きクリスマスローズ(レンテンローズ)は栽培が比較的容易で、花色や花型がバラエティーに富んでいることから人気があり、育種も盛んにおこなわれています。
なお、本来のクリスマスローズはヘレボラス ニガーのことで、花色は白で、開花が早く12月のクリスマスの頃には開花するため名づけられました。春咲きクリスマスローズは名前の通り年が明けた2〜3月に開花し、よほどのことがないと12月に開花することはありません。現在はこれらを区別せず、クリスマスローズと呼ぶことが多くなっています。
当園では40年ほど前に導入しています。茨城県では初だと思われます。ダブル咲きが出てきてから人気が高くなり現在に至っています。
| 取扱園 | 確実園園芸場(茨城県) |
| 問合せ先 | TEL:029-872-0051 川原田邦彦 |
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。
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![]() ピンクスポットセミダブル | ![]() クリーム糸覆輪ダブル |
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![]() イエローダブル | ![]() クリームスポットダブル |
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![]() アプリコット | ![]() アプリコット |
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![]() イエロー | ![]() イエローセミダブル |
![]() イエローダークネス | ![]() イエローピコティダブル |
![]() いちごみるく | ![]() クリスマスローズ ニガー | ![]() クリスマスローズ ニガー |
![]() ゴールドセミダブル | ![]() ピコティ |
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タギョウショウ(多行松)
学名 Pinus densiflora ‘Umbraculifera’
常緑針葉樹。アカマツの品種で樹高は約4.0mになる。幹が地際から分かれ、傘を開いたような樹形になる。
大きくなると幹枝が多数に分かれて、幹の赤さがさらに映える美しい樹形になる。樹高を低く維持し低木として使うことも多い。
もともと縁起が良い松類だが、幹枝の広がりが事業等の広がりをみせるようで縁起木としても好まれる。
学名 Pinus densiflora ‘Umbraculifera’
常緑針葉樹。アカマツの品種で樹高は約4.0mになる。幹が地際から分かれ、傘を開いたような樹形になる。
大きくなると幹枝が多数に分かれて、幹の赤さがさらに映える美しい樹形になる。樹高を低く維持し低木として使うことも多い。
もともと縁起が良い松類だが、幹枝の広がりが事業等の広がりをみせるようで縁起木としても好まれる。
| 取扱園 | (株)清水植物園(福井県) |
| 問合せ先 | https://yume-ki.com/ TEL:0776-82-4138 清水洋樹 |
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。
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「くじき(仕立て)」
左から高橋源一さん、近藤増男さん
木の枝を自在に曲げ、形を作って仕立てる「くじき」。
「くじき」とは「折る」という意味で、木にとっては大手術。手拭いを絞るように幹を曲げる総合的な技術が必要。
くじきの模様には地域性もあり、小田原植木さんのくじきは、雪が積もったようにふっくらしていて優しさが感じられる。
毎日自転車で通う89歳の高橋源一(通称:ゲンさん)さんの指導のもとくじきを作っていて、源さんが来てからは圃場に庭木が充実してきたそうです。
「くじき」とは「折る」という意味で、木にとっては大手術。手拭いを絞るように幹を曲げる総合的な技術が必要。
くじきの模様には地域性もあり、小田原植木さんのくじきは、雪が積もったようにふっくらしていて優しさが感じられる。
毎日自転車で通う89歳の高橋源一(通称:ゲンさん)さんの指導のもとくじきを作っていて、源さんが来てからは圃場に庭木が充実してきたそうです。
| 取扱園 | 神奈川県・(有)小田原植木 |
| 問合せ先 | TEL:045-851-1805 近藤盛大郎 |
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。
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源さんより:「私は技術を伝授しているけど、今の若い人は覚えが早いです。くじきをするには、樹脂が柔らかくて樹勢が一番いい時期にしなければいけません。一年のうち1ヵ月ぐらいしか仕立てる時期がない。接ぎ木で10年かかって大手術して、その傷もあるから5年は売れないし、チャボヒバだからすぐには大きくならない」
と、優しい目でお話してくれました。…大事に大事に育ててることがよく分かりました。
と、優しい目でお話してくれました。…大事に大事に育ててることがよく分かりました。


























































