ガマズミ属(Viburnum L.)
春に純白の花を咲かせ、秋に赤い実をつけるガマズミ。今回は、弊園で取扱っている10種のガマズミ属についてご紹介します。
コバノガマズミは全体的に小さく、花や実のつき方も細やかで清楚な印象を与えます。ミヤマガマズミは比較的標高の高い山に自生し、葉の表面に光沢がよく見られます。また、上記2種と同じような花や実をつけるゴマギは、葉や茎にゴマの匂いがあるのが特徴です。同じゴマの匂いを持つものに、琉球の固有種で常緑低木のゴモジュがあります。
オオカメノキやヤブデマリは、アジサイのガク花に似た周辺花が特徴的で、とても華やか。オオカメノキの周辺花の花弁が5つである一方で、ヤブデマリの周辺花は花弁の一つが小さく、蝶のように見えることから胡蝶樹とも呼ばれます。また、他と違ってカエデのような形の葉を持つカンボクは、秋の実が透明で丸く、大変美しい樹です。
さらに、珍しいものとして、芳香のある花を咲かせるチョウジガマズミ、花の上部が赤色を帯びるヤマシグレ、淡い紅色の花と垂れ下がる楕円形の実をつけるオトコヨウゾメがあります。
参考文献
日本の野生植物 木本�供�1989)佐竹義輔・原 寛・亘理俊次・富成忠夫 編
樹木大図説�掘�1961)上原敬二 著
コバノガマズミ V. erosum var. punctatum
ミヤマガマズミV. wrightii
ゴマギV. sieboldii
ゴモジュV. suspensum
オオカメノキV. furcatum
ヤブデマリV. plicatum var. tomentosum
カンボクV. opulus var. calvescens
チョウジガマズミV. carlesii var. bitchiuense
ヤマシグレV. urceolatum
オトコヨウゾメV. phlebotrichum
春に純白の花を咲かせ、秋に赤い実をつけるガマズミ。今回は、弊園で取扱っている10種のガマズミ属についてご紹介します。
コバノガマズミは全体的に小さく、花や実のつき方も細やかで清楚な印象を与えます。ミヤマガマズミは比較的標高の高い山に自生し、葉の表面に光沢がよく見られます。また、上記2種と同じような花や実をつけるゴマギは、葉や茎にゴマの匂いがあるのが特徴です。同じゴマの匂いを持つものに、琉球の固有種で常緑低木のゴモジュがあります。
オオカメノキやヤブデマリは、アジサイのガク花に似た周辺花が特徴的で、とても華やか。オオカメノキの周辺花の花弁が5つである一方で、ヤブデマリの周辺花は花弁の一つが小さく、蝶のように見えることから胡蝶樹とも呼ばれます。また、他と違ってカエデのような形の葉を持つカンボクは、秋の実が透明で丸く、大変美しい樹です。
さらに、珍しいものとして、芳香のある花を咲かせるチョウジガマズミ、花の上部が赤色を帯びるヤマシグレ、淡い紅色の花と垂れ下がる楕円形の実をつけるオトコヨウゾメがあります。
参考文献
日本の野生植物 木本�供�1989)佐竹義輔・原 寛・亘理俊次・富成忠夫 編
樹木大図説�掘�1961)上原敬二 著
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公園やお庭で初夏の花々が一段落し、森の中が様々な濃淡の緑で彩られる頃、
水辺の植物たちは一際美しく花を咲かせます。
今回は夏の水際を色彩豊かに彩る、日本の涼しげな水辺在来種を数種類ご紹介いたします。
アサザ
Nymphoides peltata ミツガシワ科アサザ属
湖沼やため池に生育する多年生浮葉植物。絶滅危惧種ではあるが、生育条件が良ければ群生する。種子での繁殖は水位変化との関連がある。遺伝子解析が進み、全国に数十の遺伝子型しか残っていないおそれが報告されている。
ヒツジグサ
Nymphaea tetragona?スイレン科スイレン属
貧〜中栄養の湖沼やため池に生育する水生多年草。日本に自生するスイレンで、6-11月に白い花を咲かせる。開花は2-3日続き、ガクに包まれて結実する。種は最初1粒づつ白い仮種皮に包まれて浮くが、次第になくなり沈んでいく。
サワギキョウ
Lobelia sessilifolia キキョウ科ミゾカクシ属
湿地に生育し、夏に青色の花を咲かせる多年草。
水が停滞している場所より、動いている環境を好み、水温も低めを好む。有毒であるが、花が美しく、ハナアブやマルハナバチなどにも人気がある。
ハンゲショウ
Saururus chinensis ドクダミ科 ハンゲショウ属
本州以南に見られ、低地の水辺に群生する多年草。地下茎で増えて群落を形成する。6-8月に小さな白い花をつけ、虫を呼ぶために、花序に接する葉の付け根部分が白色にかわる。
エゾミソハギ
Lythrum salicaria
ミソハギ科ミソハギ属
ミソハギによく似て、より大型となることが多い。葉の付け根、根茎等でミソハギと本種を見分ける事が出来る。盆花であり薬用として利用される。ミソハギと交雑することがあり、判別が難しい個体も見られる。花はピンク色で華やかであり、蝶類を誘引するため周囲には蝶が舞っていることが多い。そのため夏の盛りにエゾミソハギが群生する様は、昆虫達の色彩も加えられ豪華絢爛で大変美しい。
参考文献
日本の水草 角野康朗 文一総合出版 など
水辺の植物たちは一際美しく花を咲かせます。
今回は夏の水際を色彩豊かに彩る、日本の涼しげな水辺在来種を数種類ご紹介いたします。
| 取扱園 | 小岩井農牧(株) |
| 問合せ先 | TEL:019-692-3148 佐々木理史 |
※ナショナルプランツ コレクションとは、世界的に価値のある植物の種・品種等を属のレベルで集め、植物の多様性の維持や希少種・絶滅危惧種の保護に役立てる事を目的としたコレクションです。
アサザ
Nymphoides peltata ミツガシワ科アサザ属
湖沼やため池に生育する多年生浮葉植物。絶滅危惧種ではあるが、生育条件が良ければ群生する。種子での繁殖は水位変化との関連がある。遺伝子解析が進み、全国に数十の遺伝子型しか残っていないおそれが報告されている。
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ヒツジグサ
Nymphaea tetragona?スイレン科スイレン属
貧〜中栄養の湖沼やため池に生育する水生多年草。日本に自生するスイレンで、6-11月に白い花を咲かせる。開花は2-3日続き、ガクに包まれて結実する。種は最初1粒づつ白い仮種皮に包まれて浮くが、次第になくなり沈んでいく。
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サワギキョウ
Lobelia sessilifolia キキョウ科ミゾカクシ属
湿地に生育し、夏に青色の花を咲かせる多年草。
水が停滞している場所より、動いている環境を好み、水温も低めを好む。有毒であるが、花が美しく、ハナアブやマルハナバチなどにも人気がある。
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ハンゲショウ
Saururus chinensis ドクダミ科 ハンゲショウ属
本州以南に見られ、低地の水辺に群生する多年草。地下茎で増えて群落を形成する。6-8月に小さな白い花をつけ、虫を呼ぶために、花序に接する葉の付け根部分が白色にかわる。
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エゾミソハギ
Lythrum salicaria
ミソハギ科ミソハギ属
ミソハギによく似て、より大型となることが多い。葉の付け根、根茎等でミソハギと本種を見分ける事が出来る。盆花であり薬用として利用される。ミソハギと交雑することがあり、判別が難しい個体も見られる。花はピンク色で華やかであり、蝶類を誘引するため周囲には蝶が舞っていることが多い。そのため夏の盛りにエゾミソハギが群生する様は、昆虫達の色彩も加えられ豪華絢爛で大変美しい。
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参考文献
日本の水草 角野康朗 文一総合出版 など























