このページのトップへ
ホーム » 植木屋さんのお仕事紹介 » 植木屋さんのお仕事
ClipboardImage

このコーナーでは、植木屋さんのお仕事をご紹介いたします!
ご覧になりたい県名をクリックしてください。


北海道・東北 北海道|青森|秋田|岩手|山形|宮城|福島
関東・甲信越 東京|神奈川|千葉|埼玉|茨城|栃木|群馬|山梨|長野|新潟
中部 愛知|静岡|岐阜三重|富山|石川|福井
関西 大阪兵庫京都滋賀|奈良|和歌山
中国・四国 広島|岡山|山口|島根|鳥取|徳島|愛媛|高知|香川
九州・沖縄 福岡|佐賀|長崎|熊本|大分|宮崎|鹿児島|沖縄
ClipboardImage

北海道は広いとよく言われる。とりわけ、道東地域はそのイメージにぴたりと合うかもしれない。
直線的な道路と防風林に区切られた十勝平野の南部に弊社は位置する。

多くの植木生産者が、山林種苗を源流とするように弊社も、山林種苗と緑化樹木生産の両方を行っている。
圃場面積は、現在46ha。周りの農家の足元にも及ばない面積だ。しかし、それは植木の生産が農家ほど機械化されていないことに起因する。
300mの畑の手取りによる除草は、気の遠くなる作業だ。
ClipboardImage
ClipboardImage

アボック社の植物耐寒ゾーン地図によると、弊社はゾーン5に位置するらしい。9月ともなると、山岳地帯からは紅葉の便りが届く。
実際、圃場で作業をするのは一年のうち8か月。一年の三分の一を開店休業状態で過ごすのが、北海道の植木生産者である。
ClipboardImage
スプリングエフェメラル

春一番に林床で見られるお花畑。
どのような条件で、どのような植物が育つのか?
林床には、苗畑のノウハウがぎっしり詰まっています。

の残る畑での苗木の作付の様子。

6人乗りの機械を2台稼働させて、補植の人員も確保して・・・と人海戦術で、4,5月をあわただしく過ごします。
ClipboardImage
ClipboardImage

種まきの様子。

5月の好天、無風の日を狙っての種まき。
手播きのあと、トラクターで覆土していきます。

除草作業の様子。

除草作業は、手作業が基本。
将来、何十メートルの大きさになる樹木も、苗木の時は雑草に負けてしまいます。
夏は、雑草と格闘する日々・・・
ClipboardImage
ClipboardImage

苗畑の秋は、ポットから来る。
灌水によって肥料が抜けるためか、はたまた寒暖の差がつくためか、例年見事な紅葉を見ることが出来ます。
しかし、そんな悠長なことを言っていられないのがこの季節。

秋には、樹木の種子を採取します。
そしてその樹木にあった精選と保管をします。
これも手作業。
ClipboardImage
ClipboardImage

落葉した樹木は、掘り取りした後選別します。
落葉のタイミングは、樹種によって違います。

選別した苗木は、春まで仮植します。
これによって、冬の間の雪による折れや、寒風による傷みから苗木を守ります。
ClipboardImage
ClipboardImage

苗木の貯蔵には雪を多用します。
雪は、冷却材としても保湿剤としても機能します。
冬季間無限にある雪を低温庫に入れ、苗木をストックします。

その雪は、7月ごろまで残ります。

弊社の低温庫は、40坪と150坪。
雪入れには、ホイルローダーやダンプを使います。
こういった規模も北海道ならでは・・・。
ClipboardImage
ClipboardImage

開店休業中の冬季は、組織培養技術によって、樹木の増殖を行います。
厳寒の北海道では、冬は雑菌も少なく培養には最適な季節。

また、発熱量の多い培養室は北海道の寒冷な外気によって冷まされます。データーセンターが北海道に移転されるのと同じ意味合い。
天然のクーラーによって冷まされるということは、経営上はもとより節電という今日的な問題にも対応しています。
ClipboardImage

ホーム » 植木屋さんのお仕事紹介 » 植木屋さんのお仕事