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このコーナーでは、植木屋さんのお仕事をご紹介いたします!
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?と? この画像は同じ畑の現在と3〜4年前のものです。
?(現在)
関西の生産方法の特徴として、都市化が進み、農地は減ってきていますが、ごらんのように多品種少量の生産になります。小口の急な需要に対応するためです。大口の需要は地方の生産者より仕入れ対応することが多くなりました。
?(3〜4年前)
水田部分があるように、昔から2〜3年に一度は水田にする輪作?転作をする農地が多いのです。米の減反が目的ではなく、水をはることにより 植木苗や低木を作るために土壌の悪い菌と雑草の種子や根を無くし、土を更新し、植木の連作障害も減らせる。雑菌が少ないので挿し木のしやすい品種等は、直に挿し木や播種もできます。同時に手に入りにくくなってきた苗床に敷く藁(マルチング用)の確保ということもあります。藁は後の肥料にもなります。


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お正月用の寄せ植え盆栽です。
左下のオレンジ点線丸の中に植えられているのが、チゴザサです。
※チゴザサは緑色地に数本の白縞斑が入る涼やかな葉色が美しい矮性のササ。庭園の景石や樹木の根じめ、ボーダー花壇の前つけや縁取りに利用する。秋に珪酸石灰を施すと葉の緑が濃くなり、白斑とのコントラストがはっきりついて美しさが増す。芽が出る前に刈込むと、美しい姿が楽しめる。 …グラウンドカバープランツ(編著(社)日本植木協会)より
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そのお正月用のチゴザサの、今年1月の圃場風景。
以前は、路地で栽培していましたが、最近はポットで栽培しています。
ポット径は、8.0?(多くは7.5?)。 個人庭園用には最高です。
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根の巻き方も関西の特徴です。
根鉢の土は水田にしているため、団粒化しており、根巻きテープを全体に巻かなくとも根鉢は崩れにくく、現場の新しい土と根が接する部分が多いので発根しやすいのです。
今でも藁で根巻をする農家もいます。不思議なことに、この方が枯れにくいのです。

 コンテナ栽培のように年中出荷が可能なわけではありませんし、生産や出荷方法も近代化に遅れているかもしれません。
客土が薄いために高木が作れない等の欠点もありますが、植木本来のためには良い面がたくさんあるのではと思います。
都市近郊でありながら、古い産地で昔の生産方法の生産者が、まだがんばっています。



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