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 2011年3月11日の大津波によって東北地方の沿岸地域は壊滅的な被害を受けました。その復興は徐々に進んではいますが、被害地域の中には海岸林や公園、住宅の庭など緑に関連する対象も多くあります。これらの復旧・復興に際しては、海岸地域の環境特性や南北の地域特性などに合った緑の回復が求められています。
 緑化樹木を提供することにより社会に貢献することを大きな役割としている日本植木協会では、復旧・復興事業に最大限支援をしながら、東北の再生を図る一翼を担いたいという強い意志から、被災地の緑の復興にはどのような樹種が適しているかを調べるため、2012年6月から8月にかけて、岩手県の宮古市から宮城県・福島県のいわき市に至る沿岸被災地域(福島県は立入禁止区域を除く)42 ヶ所で樹木の生育状況調査を行い、常緑針葉樹44樹種、常緑広葉樹81樹種、落葉広葉樹253樹種など422の樹種(品
種含む)を確認しました。
 生育状況調査で確認された422の樹種から、
?公園や緑地、住宅の庭など人々が快適に生活するために役に立つ花木や緑化樹。
?海岸地域の環境特性に合った樹種や東北の気候風土に根ざした郷土樹種。
?本協会員の樹木生産量を元に生産の確認されている樹種。
の条件に適合する384の樹種を「震災復興に利用されることが想定される植栽樹種」として選定しましたが、さらに平成24年3月27日付けの国土交通省都市局公園緑地・景観課の報告書『東日本大震災からの復興に係る公園緑地整備に関する技術的指針』の中で具体に提案されている植栽樹種を反映させて、平成24年11月に『東日本大震災の復興に利用される植物種の選定調査・検討委員会 報告書』として発表しました。
 震災復興に利用できる樹種の選定では、「震災復興に利用されることが想定される植栽樹種リスト」に収載した樹種の中から、以下の条件に該当する樹種を除くことにより絞り込みを行い、「東日本大震災の復興に利用できる樹種」の一覧表を作成しました。
?生産量がごく少なく、入手困難な樹種
?調査では出現したが、生育環境条件の良い場所に稀に見られる程度で、条件の悪い
 場所では生育困難と思われる樹種
?自生種であっても、従来ほとんど植栽利用されたことのない樹種
?病虫害の著しい樹種
?品種ものなどで、あまり利用されない樹種
 なお一覧表の作成にあたっては、南北300?にもおよぶ地域特性や海岸の地形特性(山地地形や砂浜地形)などを考慮し、以下の3地域に区分しています。
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▼詳しいリストは下記PDFデータをご確認ください▼
 

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