新樹種部会は、10月24日(月)午後一時より、日比谷ガーデニングショー2011開催中の日比谷公園、緑と水の市民カレッジにおいて、第10回新しい造園樹木の研修会を開催した。協会外参加41名を含む81名の参加があり、ガーデニングショー会期中、最も賑わいを見せた研修会となったとのことだった(カレッジ担当者談)。新樹種部会は、10月24日(月)午後一時より、日比谷ガーデニングショー2011開催中の日比谷公園、緑と水の市民カレッジにおいて、第10回新しい造園樹木の研修会を開催した。協会外参加41名を含む81名の参加があり、ガーデニングショー会期中、最も賑わいを見せた研修会となったとのことだった(カレッジ担当者談)。
記念すべき10回の本研修会は、座学のみにとどまらず、実際の樹木を見て触れて頂くことを目標とした。よって、研修会は、午後一時、日比谷ガーデニングショー内で展示中の樹木の見学からはじまった。実際の樹木を見て、参加者から寄せられる質問に回答する形式で見学が進行した。
午後二時からは、研修会第一部「将来期待される香る新樹種」と題し、新樹種部会員の金岡栄興氏((株)撰樹園・兵庫県)、城処章氏((有)大門殖産園・埼玉県)、大野富久氏((有)長寿園・東京都)が、低木・高木・コニファーというグループごとに、特性・管理上のポイント等に触れながら紹介した。(写真1)
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研修会場 |
研修会第二部は、関係団体各位に御協力頂いたパネルディスカッション「心豊かな暮らしのdesign~かおる植物の利用法~」。
パネリスト4氏とコーディネーター小林隆行部会長(写真2)による団体・活動紹介や主な意見は下記の内容であった。
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第二部 パネルディスカッション「心豊かな暮らしのdesign~かおる植物の利用法~」
写真右:新樹種部会長 小林隆行氏 ((株)小林ナーセリー・埼玉県)
右から二番目:環境省 水・大気環境局 大気環境課 大気生活環境室 室長補佐 中野哲哉氏
右から三番目:東京都 建設局 公園緑地部 公園建設課 課長 山下博史氏
左から二番目:社団法人 日本アロマ環境協会 理事長 宇田川僚一氏
写真左:社団法人 ランドスケープコンサルタンツ協会 会長 大塚守康氏
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環境省主催みどり香る
まちづくり企画
コンテスト |
(1)環境省 水・大気環境局 大気環境課大気 生活環境室
室長補佐 中野哲哉氏
環境省はこれまで悪臭を規制する法律整備を進めてきたが、昨今はより良いかおり環境を追求し、生活環境をより良好にすることを積極的に推進していく所存。
「みどり香るまちづくりコンテスト事業」受賞作品はもちろん、財団法人屋上利用研究会主催のコンテストなどにも、緑化した場所が香りを生み出すコンセプトを持った事例が最近多くなっている。大橋JCTもその一例であり、「かおり」をテーマとした緑化事例は増えていくものと思われる。
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2012年開催 第29回全国 都市緑化フェアTOKYO
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(2) 東京都 建設局 公園緑地部 公園建設課 課長 山下博史氏
来年度全国都市緑化フェアTOKYOを開催予定。上野恩賜公園、井の頭公園、上野公園、浜離宮公園等が主な会場となり道路も含め、東京湾から内陸に向かって緑の風が吹くように、急速に整備を進行する予定。
「10年後の東京計画」では、新たに1000haの緑を増やす計画があり、その中では現在48万本の街路樹を100万本に増やす予定。花の香りが漂う空間などは非常に好ましい空間であり、様々な新しい香りの植物を増やしていきたい所存。
(3) 社団法人 日本アロマ環境協会 理事長 宇田川僚一氏
嗅覚は他の感覚と異なり大脳辺縁系に伝わる。大脳辺縁系とは本能活動や記憶をつかさどる部分であり、すなわち「かおり」は、直接本能に働きかけ、身体を直接的に調節する要素が強い。
この効果・効能を利用し、植物の自然のかおりを用いたのが芳香療法すなわちアロマテラピーであり、本協会はこれら活動を通して社会貢献をも推進する団体。個人会員5万3000人超、法人会員27社。
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マーケティングの図で
説明する日本アロマ環境
協会 宇田川理事長 |
マーケティング的に、社会の人材を図で表すと、何が何でも業界を引っ張って新しいことをしたいという人が3%、それに追随し世の中をけん引しようとする人材が15%。この上位2階層でアロマ業界を引っ張ってきたが、現在、それがさらに下層の80%の一般大衆に下がりつつある。例えば、認知症に効くアロマオイルは〇〇だ、というような効能・目的を明示した情報公開した時など、一般大衆の反応は顕著だ。こうした機会が増えると植物のかおりの効果が一般に浸透し、いつか「香りの庭作ろう」という事になると思われる。樹木については、良い香りがするというセールスポイントのみではなく、効能・効果にまで踏み込んでPRしていく事が大切なのではないか?
(4) 社団法人 ランドスケープコンサルタンツ協会 会長 大塚守康氏
土地利用計画、自然再生事業、景観形成事業、公園・緑地事業、道路事業、河川・砂防・海岸事業、宅地開発事業、まちづくり関連事業のような業務に関わる日本で唯一の職能団体として、 緑豊かな環境の創出に資することを目標としている。
かおりのみに係わらず、五感で感じることが出来る緑地空間を創出する必要性があると感じる。視て「景」として楽しむ今までの緑地から、五感で感じることができる緑に包まれる生活に溶け込んだ「空間」を創出する必要がある。
質疑応答後、尾上副部会長による謝辞で会を終了した。